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NTFSのコンバートをそのまま使うとMFT(マスターファイルテーブル)が断片化してしまいパフォーマンスが低下してしまう。
対象となるHDDをデフラグし、HDDの最上階層にMFTが上書きするための空ファイルを作成する。「ファイル名を指定して実行(R)..」を起動してcmd
と入力して「OK」ボタンを押し、コマンドプロンプトが起動したらfsutil file createnew c:\test 556005498 (「556005498」はHDDの13%程度をバイト単位で入力)
次にconvert c: /fs:ntfs /cvtarea:test (「c」は対象となるドライブ。「test」は先ほど作成したファイル名)
「backup」フォルダを以下のディレクトリに作成しておく。回復コンソール、又はコマンドプロンプトから「md」コマンドでディレクトリ作成してもよい。C:\WINDOWS\system32\config
回復コンソールがインストールされていなければインストールしておく。再起動してから回復コンソールで起動し、 (HDDコントローラーへHDDをつなげている場合はマザーボード上のIDEコネクタへつなげてからしか回復コンソールは起動できない場合がある)cd c:\
cd Windows
と入力して「Windows」フォルダに移動する。同じようにしてcd system32\config
と入力して「config」フォルダに移動し、以下のコマンドを実行する。c:\windows\system32\config>copy default backup
c:\windows\system32\config>copy sam backup
c:\windows\system32\config>copy security backup
c:\windows\system32\config>copy software backup
c:\windows\system32\config>copy system backup
これは「c:\windows\system32\config」内にある「default、sam、security、software、system」というファイルを、 「c:\windows\system32\config」内の「backup」フォルダ内にコピーするというコマンド。
復元方法は、同じく回復コンソールからc:\windows\system32\config\backup>copy default ..
c:\windows\system32\config\backup>copy sam ..
c:\windows\system32\config\backup>copy security ..
c:\windows\system32\config\backup>copy software ..
c:\windows\system32\config\backup>copy system ..
というコマンドを実行する。これは先ほどの「backup」フォルダにコピーした「default、sam、security、software、system」 というファイルを一つ上の階層(「..」というコマンド)の「config」フォルダにコピーするというコマンド。
回復コンソールでのディスクのチェックは成功しないものと考えてよい。デフラグツールなどで実行した方がよい。chkdsk c: /p /r (「C」はチェックしたいドライブ名。)
またはchkdsk c: /p
chkdsk c: /r
の2つのコマンドを一つずつ実行してもよい。
「\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SYSTEM (「\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SOFTWARE」の場合もある。) が存在しないかまたは壊れているため、 Windows を起動できませんでした」という表示が出て、WindowsXPが起動しない場合の対処法。「\WINDOWS\SYSTEM32\CONFIG\SOFTWARE」の場合は、「SYSTEM」を「SOFTWARE」に変えて以下を実行します。
回復コンソールからc:\windows\system32\config>ren SYSTEM SYSTEM.bk
とコマンドを実行する。これは壊れたとされている「SYSTEM」ファイルを「SYSTEM.bk」という名前に変更するコマンドを実行しています。「concfig」ディレクトリへの移動は「cd」コマンドを使用します。
cd c:\
cd windows
cd system32
cd config
とコマンドを実行すると移動できます。
次に「copy」コマンドを実行します。c:\windows\system32\config>copy C:\WINDOWS\repair\system SYSTEM
これは「repair」フォルダの「SYSTEM」ファイルを「config」フォルダへ上書きコピーするというコマンド。「repair」フォルダの「system」ファイルは XPをインストールしてすぐの「system」ファイルである。
次にexit
で回復コンソールを終了して再起動します。「SYSTEMレジストリハイブ(HKEY_LOCAL_MACHINE\System以下)」がセットアップ直後の状態に戻ってしまっているため、 最新の復元ポイントからハイブファイルを復元します。
「c:\System Volume Information\_restore{「GUID」}」フォルダ内の最新の「RPx」フォルダの下にある 「snapshot」フォルダを開き、 「_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM」ファイルを「c:\Windows」へコピーします。「c:\System Volume Information\_restore{「GUID」}」フォルダが開けない場合は「c:\System Volume Information」フォルダを右クリックし、「プロパティ」をクリック==>「セキュリティ」タブをクリック==>「詳細設定」をクリック==>「所有者」タブをクリック==>一覧から新しい所有者(自分かAdministratorsグループ)を選択し、 ファイルやサブフォルダの所有権を取得する場合「サブコンテナとオブジェクトの所有権を置き換える」にチェックして「OK」します。「内容を読み取るのに必要なアクセス許可がありません。...」メッセージが表示されるので「はい」をクリックし、「OK」をクリックします。又は「c:\System Volume Information\」フォルダを右クリックし、「プロパティ」をクリック==>「共有」タブをクリック==>「ネットワーク上での共有とセキュリティ」で・ネットワーク上でこのフォルダを共有するの2つにチェックを入れて「OK」をクリックして閉じると、「System Volume Information」フォルダ以下にアクセス可能となる。
・ネットワークユーザーによるファイルの変更を許可する
次に、XPを終了し、回復コンソールからc:\windows>copy _REGISTRY_MACHINE_SYSTEM c:\windows\system32\config\SYSTEM
これは「c:\windows\_REGISTRY_MACHINE_SYSTEM」ファイルを「c:\Windows\system32\config\SYSTEM」へ上書きコピーするコマンド。
完了したら「exit」コマンドで終了します。
exit
終了したら再起動します。いくつかのアプリケーションが初期状態になっていたり使用できない場合があるので、それらをアンインストールしてからインストールし直す。
「c:\boot.ini」を右クリック==>「プロパティ(R)」==>「読みとり専用(R)」のチェックをはずし、メモ帳などで開き、C:\CMDCONS\BOOTSECT.DAT="Microsoft Windows XP 回復コンソール" /cmdcons
となっていればよいが、C:\CMDCONS\BOOTSECT.DAT="Microsoft Windows XP 回復コンソール" /cmdc
などと記述がおかしくなっていることがある。boot.iniは2バイト文字が扱えないので行末が削除されてしまうので「回復コンソール」の部分を「Recovery Console」にか書き換えます。C:\CMDCONS\BOOTSECT.DAT="Microsoft Windows XP Recovery Console" /cmdcons
といった感じです。これで行末が削られることはなくなり、回復コンソールが起動できます。
これでも起動できなければ回復コンソール自体がこわれている可能性がある。回復コンソール本体は「C:\cmdcons」なので、正しく回復コンソールが起動するマシンの「C:\cmdcons」のフォルダごとを上書きコピーして起動してみる。
又はWindowsXPインストールディスクを使用してCDブートで立ち上げ、回復コンソールを起動させるとよい。
回復コンソールを起動して、chkdsk /?
で説明を表示し、理解しておく。
NTFSのドライブはファイルやフォルダへのアクセスが常に記録されていて、この機能を無効にしアクセス速度を向上させる方法。
これはデータの書き込みをデータベースに記録しておくことによって異常が発生した場合、復元することが可能にしているのだ。 しかし、このようなNTFSの最大のメリットがこの機能を無効にすることによって失われる。
この機能を使用するかはパフォーマンス重視か、信頼性重視かよく考えてから判断しよう。
レジストリを起動して、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem
の右ウィンドウで、NtfsDisableLastAccessUpdate
を「DWORD」値で作成し「16進数」で「1」と入力し再起動。
スタート」ボタン==>「ファイル名を指定して実行(R)...」を押して、msconfigと入力して「OK」ボタンを押します。「システム構成ユーティリティ」が起動するので「サービス」タブを開きます。
デフォルトではすべてにチェックが入っています。必要でないサービスを外すとメモリー消費が抑えられるのでWindowsの起動も多少速くなります。
こちらを参照に必要でないサービスを外します。「無効」となっている項目のチェックを外すとよいでしょう。エラーが出たり該当するアプリケーションが起動しない場合は元に戻してください。
また、「マイコンピューター」を右クリック==>「管理(G)」==>左ウィンドウで「サービスとアプリケーション」==>「サービス」をクリック。これもシステム構成ユーティリティーと連携しています。 「サービスの状態:」は「停止」にしただけでは一時的に停止するだけで、「スタートアップの種類(E):」を無効にすると起動時に開始しなくなります。
レジストリを起動して、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
の右ウィンドウで「DWORD」値を「NoLowDiskSpaceChecks」で作成して「16進数」を選択して「1」を入力して再起動。
レジストリを起動して、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
の右ウィンドウで「DWORD」値を「NoSharedDocuments」で作成して「16進数」を選択して「1」を入力して再起動。
「マイコンピューター」==>「ツール(T)」==>「表示」タブでの「詳細設定」を開き、・ アドレスバーにファイルのパス名を表示する
・ システムフォルダの内容を表示する
・ 全てのファイルをフォルダを表示する
・ 簡易ファイルの共有を使用する(推奨)
・ 縮小版をキャッシュしない
上記以外の項目のチェックをはずす。
「スタート」==>「ファイル名を指定して実行(R)...」を起動してsigverif.exe
を実行すると不正なファイルが出てくるので、ファイル名から予想したり検索サイトで調べメーカーのWebサイトなどでXP用のドライバが公開されていないか確認する。
マイコンピューター内のドライバアイコンを右クリックして「プロパティ(R)」==>「書き込み」タブで「このドライブでCDの書き込みを有効にする(E)」のチェックをはずす。
スタート」ボタン==>「ファイル名を指定して実行(R)...」を押して、msconfigと入力して「OK」ボタンを押します。「システム構成ユーティリティ」が起動するので「boot.ini」タブを開き「/NOGUIBOOT」にチェックを入れて「OK」。
レジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction
の右ウィンドウで「Enable」の値が「Y」であればよい。
DLLファイルをアンロードして機能を有効にします。「ファイル名を指定して実行(R)」でregsvr32 /u zipfldr.dll
を実行して再起動。元に戻すには、regsvr32 zipfldr.dll
を実行して、DLLファイルを再登録する。
Windows Updateをすると「ロゴ テストに合格していません...」などというウィンドウが出てインストールが完了しない場合がある。このような場合は「レジストリのロケール情報」というものがエラーを起こしている場合が考えられる。
Windows Updateが正常にインストール可能なXPマシンのレジストリで、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Localeを開き、「Locale」フォルダを右クリック==>エクスポート(E)==>ファイル名は「Locale」などの適当な名前にする==>保存場所は自分のおぼえのある場所へ保存する。
保存した「Locale」ファイルをWindows UpdateがインストールできないXPマシンへメールやLAN経由で送信します。そしてそのファイルを(Windows Updateがインストールできないマシン上で)ダブルクリックすると、「Locale」レジストリファイルがインポートされます。再起動後、Windows Updateの修正ファイルがインストールできるようになる。
Windowsが起動しなくなったらインストール済みの回復コンソール又はWindowsXPのCDから回復コンソールを起動し、以下の8つのコマンドを実行してみるとWindowsが正しく起動する場合がある。
cd ..
attrib -h c:\boot.ini
attrib -s c:\boot.ini
attrib -r c:\boot.ini
del boot.ini
bootcfg /rebuild
chkdsk c: /r
fixboot
「?」で何か聞いてきたら「y」==>「Enter」ボタンで進みます。「bootcfg」コマンドで聞いてくる「識別子」はMicrosoft Windows XP Professionalなど、「オプション」は(私のマシンの場合は)
/fastdetect /noexecute=optin
終わったら「exit」==>「Enter」すると再起動してくれます。