2000 memory
windows2000 memory speed up

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以下の操作はシステムに重大な影響を及ぼすので自己の責任で慎重に行ってください。




・システムエラー時のメモリダンプファイルの記録をしないように設定する

「マイコンピューター」を右クリック=>「プロパティー(R)」→「詳細」タブで「起動と回復」欄の「設定」をクリック=>「デバック情報の書き込み」欄の ドロップダウンリストで「なし」を選択する。

・仮想メモリにページングファイルの書き出しをシャットダウン時に削除する

「マイコンピューター」を右クリック==>「プロパティ(R)」==>「パフォーマンス」タブ==>「ファイルシステム(F)...」==>「ハードディスク」タブ==> 「コンピューターの主な使用目的(T):」を「ネットワークサーバー」に変更する。

・仮想メモリをできるだけ使わないようにする

「レジストリ」を起動し
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management
を開き、の右ウィンドウに「DWORD」値で「DisablePagingExecutive」を作成し、値は「16進数」で「1」を入力してOK。

・物理メモリのサイズに応じてファイルキャッシュを変更

「レジストリ」を起動し
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management
を開き、右ウィンドウに「DWORD」値で「IoPageLockLimit」を作成し、値は「10進数」で下記を参照に数値を入力してOK。
64MB〜96MB未満 8192
96MB〜128MB未満 12288
128M以上 16384

・システムキャッシュを最適化する

レジストリで
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management
を開き、右ウィンドウに「DWORD」値で「LargeSystemCache」を作成し、値は「16進数」で「1」を入力してOK。

・256MB以上のメモリを搭載しているならカーネルを常に物理メモリ内で使用する

Windows2000のカーネルメモリは「ページメモリ」と「非ページメモリ」があり「Windows タスクマネージャー」で確認できる。 ページメモリはスワップされているメモリのことで、非メージメモリは物理メモリに配置されたメモリのことである。 ページメモリを物理メモリに配置することでパフォーマンスが向上する場合がある。
「レジストリエディタ」を起動し、
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
を開き、右ウィンドウに「DWORD」値で「DisablePagingExecutive」で作成し、「16進数」にチェックを入れて値を「1」にしてOK。

・256MB以上のメモリを搭載しているならメモリモデルの変更をする

Windows2000はデフォルトでは「Smallモデル」といってアプリケーション起動用に4MBのメモリを確保する。 これを「Largeモデル」といって、確保しないようにすることで実行中のアプリケーションが有効にメモリを利用できる。
レジストリで、
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
を開き、右ウィンドウに「DWORD」値で「LargeSystemCache」で作成し、「16進数」にチェックを入れて値を「1」にしてOK。