・コンベンショナルメモリをより多く使用できるようにする

「スタート」ボタン==>「ファイル名を指定して実行(R)...」を押して

sysedit.exe

と入力して「OK」ボタンを押して「システムエディタ」を起動し「config.sys」を選択しアクティブにして記述の中に、

device=c:\windows\EMM386.EXE

の後ろに何か記述があれば消して、半角スペースを空けて

FRAME=NONE

を記述して「改行」を入れて「上書き保存」をして再起動。
次に「system.ini」を選択して、記述の中の「[386Enh]」セクション内に半角で

NoEMMDriver=True

を記述して「改行」を入れて「上書き保存」をして再起動。

・128MB以上のメモリを搭載していればメモリキャッシュを増やしスピードアップ

「マイコンピューター」を右クリック==>「プロパティ(R)」==>「パフォーマンス」タブ==>「ファイルシステム(F)...」==>「ハードディスク」タブ==> 「コンピューターの主な使用目的(T):」を「ネットワークサーバー」に変更する。

・仮想メモリをできるだけ使わないようにする

「システムエディタ」を起動し「SYSTEM.INI」を選択しアクティブにして、記述の中の「[386Enh]」セクション内に半角で

ConservativeSwapfileUsage=1

を記述して「改行」を入れて「上書き保存」をして再起動。

・ディスクキャッシュの容量の最大値と最小値を固定する

「システムエディタ」を起動し「SYSTEM.INI」を選択しアクティブにして、記述の中の「[vcache]」セクション内に半角で

MinFileCache=2048
MaxFileCache=40960

を記述して「改行」を入れて「上書き保存」をして再起動。

・アイコンのキャッシュサイズを大きく設定して表示を高速化

「スタート」ボタン==>「ファイル名を指定して実行(R)...」を押して

regedit.exe

と入力して「OK」ボタンを押して「レジストリエディタ」を起動し、

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer

を開き右ウィンドウで「Max Cached Icons」というファイル名で「文字列」を作成し値を「2048」を入力して再起動。

・メモリに余裕があれば「MapCache」をオフにする

ディスクキャッシュ領域とアプリケーション実行領域の両方に一時的に保存していたデータをアプリケーション実行領域のみにまとめることで 物理メモリのパフォーマンスが向上する。

「レジストリエディタ」を起動し、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\VxD\VMM

を開き右ウィンドウで「MapCache」というファイル名で「バイナリ」を作成し値を「000000」を入力して再起動。

・Pentium500MHzクラス以上のCPUと32倍速以上の高速なCD-ROMを搭載していればCD-ROMの先読みをしないようにする

「マイコンピューター」を右クリック==>「プロパティ(R)」==>「パフォーマンス」タブ==>「ファイル システム(F)...」 ==>「CD-ROM」タブ==>「追加キャッシュ サイズ(S):」を最も小さいサイズに、「アクセス方法を最適化(O):」を「先読みなし」にしておく。 こうすることによってメモリの消費容量を抑えることができる。

・リムーバブルディスクのドライブへの遅延書き込みを有効にする

「マイコンピューター」を右クリック==>「プロパティ(R)」==>「パフォーマンス」タブ==>「ファイル システム(F)...」 ==>「リムーバブル ディスク」タブのチェックを入れる。