1998 system
windows95/98/98se system speed up

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以下の操作はシステムに重大な影響を及ぼすので自己の責任で慎重に行ってください。




・システムが一時的に保存したファイルを削除する

「スタート」ボタン==>「ファイル名を指定して実行(R)...」を押して
sysedit.exe
と入力して「OK」ボタンを押して「システムエディタ」を起動し「AUTOEXEC.BAT」を選択しアクティブにして記述の最後の行に、
SET TEMP=C:\WINDOWS\TEMP
を記述して「改行」を入れて「上書き保存」をして再起動。
次にエクスプローラなどで「C:\WINDOWS\TEMP」を開き、フォルダは削除しないでファイルを削除する。日付が当日のものとエラーがでた場合は削除しないで残しておく。

・起動の障害になるファイルを削除

「スタート」==>「検索(F)」==>「ファイルやフォルダ(F)...」を起動し、
winbootng.sts,winboot.ini,winboot.sys
と入力して検索し出てきたファイルをすべて削除する。

・ファイルハンドルの設定の変更

「システムエディタ」を起動し「SYSTEM.INI」を選択しアクティブにして「[386Enh]」セクションの記述の最後の行に、
PerVMFiles=15
を記述して「改行」を入れて「上書き保存」をして再起動。

・フォントキャッシュの設定

「スタート」==>「検索(F)」==>「ファイルやフォルダ(F)」を起動し、
ttfCache
で検索しサイズを確認し、以下の操作を行う。
・ 200KB以下の場合はそのまま。
・ 200KB〜300KBの場合
「ttfCache」ファイルを右クリック==>「プロパティ(R)」で「属性:」を「読みとり専用(R)」にチェックを入れる。 これでフォントのキャッシュデータを書き込まれることがなくなりサイズを一定に保つことができる。
・ 500KB以上の場合
「スタート」==>「Windowsの終了(U)」==>「MS-DOSモードで再起動する(M)」でMS-DOSモードで起動し、
cd windows
attrib -h ttfcache
del ttfcache
とそれぞれ「ENTER」を押しながら入力し、再起動する。
数日後「ttfCache」のサイズが200KB〜300KBになったら「ttfCache」ファイルを右クリック==>「プロパティ(R)」で「属性:」を「読みとり専用(R)」にチェックを入れる。

・フォルダウィンドウの表示のデータを年に一度くらいはクリアしておく

<レジストリエディタ>を起動し、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StreamMRU
を開き右ウィンドウで、アイコンの名前が数字になっているものを削除して、再起動をする。もう一度「レジストリエディタ」を起動し、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Stream
の下層キーの数字になっているフォルダをすべて削除して再起動する。

・起動時にフロッピーディスクを検索しない

「マイコンピューター」を右クリック==>「プロパティ(R)」==>「パフォーマンス」タブ==>「ファイル システム(F)...」 ==>「フロッピー ディスク」タブ==>ここのチェックをはずす。

・タイムスライスをきざむ

「システムエディタ」を起動し、「SYSTEM.INI」を選択しアクティブにする。「[386Enh]」のセクションの最後に下表記を参照にして
MinTimeslice=2
と半角で記述し、「ENTER」で改行し上書き保存して再起動する。
タイムスライスはデフォルトでは20ミリになっていて、これはWindows3.1の時と変わっていない。最近のCPUにしてはあまりにも長すぎるので変更が可能。
Pentium 75MHz 〜 Pentium166MHz MinTimeslice=8
Pentium 166MHz 〜 PentiumU400MHz MinTimeslice=4
PentiumU400MH 〜 MinTimeslice=3

・デフラグ、スキャンディスクの時エラーが出る場合の下準備

256文字以上の長いURLが「\Windows\history」フォルダにあったり、「インターネットキャッシュ」、「履歴」、「\Windows\applog」フォルダに 破損データが残っていたりするとハングアップするらしいのでそれらを削除。

・リンク切れのチェックを行わない設定にする

「レジストリエディタ」を起動し、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
を開き右ウィンドウで、「LinkResolveIgnoreLinkInfo」というファイル名で「DWORD値」を作成し「16進数」で値を「1」と入力して再起動。

・ウィンドウ配置の記憶をしないようにしておく

「レジストリエディタ」を起動し、
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
を開き右ウィンドウで、「NoSaveSettings」というファイル名で「DWORD値」を作成し「16進数」で値を「1」と入力して再起動。

・「Win.ini」、「System.ini」などの空白を削除して高速起動

「システムエディタ」を起動し、全てのファイルのそれぞれのセクション間の空白行を削除する。